成人発達障害者がうっかり引っ越して 一人暮らしを始めた結果

いかにも悲惨な様子しか想像できないタイトル。

統合失調症が危険かどうかは個人による

なにげなくワイドショーを見てたんだけど、
2年前に統合失調症の人間が警察官を襲う犯罪を起こしていた件
こういう取り上げられた1点を見られることによって
世間の統失への偏見に拍車が掛かってしまうんだよなぁ…と思った


確かに妄想・幻聴はそれだけでも危険というイメージがありますが
どんな妄想や幻聴を聞いているかは個人によって異なります。

たとえば私の場合は、
接客中に常連の苦手なお客さんが来たとき
イラっとしそうになったんですが、そのときに
「まだ何もされてない(だからイライラするな)」
という、逆に衝動を抑制する意味合いのある幻聴を聞いていました。

通勤中、GW中の空いている電車にゆったりと乗っていたら
突如次の駅で団体客が乗り込んできてパニックを起こしそうになったときに、
「最初からこの人数だったよ(だから慌てるな)」
という、やはり衝動を抑制する意味合いのある幻聴を聞きました。

私の幻聴はこういうタイプで、当時「理性を擬人化している」と表現していました。
むしろ加害的になりそうな自身を抑制させる効果があったと思っています。
幻聴がなければ、通常通りに出勤するという日常生活が成り立たなかったのです。
現に、投薬によって妄想幻聴を消してしまったら出勤が成り立たなくなりました。


統合失調症が危険かどうかは、「人によって違う」と訴えていきたいと思います。
そして、今回の件が無罪ではなくきちんと減刑であれど懲役になったことは
正しい答えだったと思っています。

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