成人発達障害者がうっかり引っ越して 一人暮らしを始めた結果

いかにも悲惨な様子しか想像できないタイトル。

あのお店に行きたい

埼玉に住んでいた頃、東京に上京して彼氏に会いに行ってたんですが、
会うときは大体、彼氏の地元のお店で外食をしていました。
そして、あまりにもお気に入りになって殿堂入りした、馴染みの店が2件ありました。
店員にも顔を覚えられて、お会計のときに「いつもありがとうございます」と言われる店。

統失になって、岩手に帰省して、介護が始まって、コロナが流行って、お金もなくなって、
もう2年以上、東京には行けていない。その間に、彼氏も亡くなってしまった。
もし彼氏がまだ生きていたら、コロナが明けたとき
またあのお店に2人で行って、もし店員さんがまだ顔を覚えていてくれたら
「久しぶりですね」なんて言われながら雑談をして、ご飯を食べたかった。
もうそれは叶わなくなってしまったけれど。

ならばせめて、彼氏の好きだったお店に私が通って、彼氏のぶんまで私が食べる、
ということをしたかったけど、もう東京近辺に引っ越すことは無理かもしれない状況。
またあの思い出のお店に行きたい。

ただ、私ひとりで行っても思い出してもらえないかもしれないですね。
彼氏の外見は特徴的で、若い時のストレスが原因で
20代のときにはもう白髪になってしまっていたのです。そして背が高い。
若いのに白髪の大男、覚えやすい特徴が揃っていたので店員さんは覚えてくれました。
本当は、引っ越せなくても、いつか夜行バスか新幹線で一度は東京に行って
思い出の店2件に入りたいんですが、私だけではもう一般客と同じかもしれません。
一方的に覚えているだけになってしまうのは、寂しいですね。
また2人であのお店に行きたかったな。

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