ぼやき
社会に適応するとはああいうことを指すんだな、という見事なテンプレを見た。
一目も二目も置かれているのが傍目からもすぐにわかる。
くるくると物凄いスピードで回転し、理解が早く、喋りも早く、
あきらかにコミュ障に見える私にも適切に話題を振って盛り上げる。
キレイで化粧が似合ってタイトスカートとコートの組み合わせがばっちりになっている大人。
その大人が、10歳ぐらい年下。
物凄く尊敬するけど、一生かかってもああはなれない。わかってるんだけど距離が近すぎると怖い。
本当はこの怖いという感情をなくしたいんだけども。
今までも、「普通」が「近くにありすぎる怖さ」を避けるために色んなことを
グレーにして、自分のことをほとんど何もしゃべらずに通してきた。
でもわざわざ、誰も過去を知らないこんなところまで飛んできた挙句、
反射的に同じことを繰り返したってことには悲しくなった。
もしそこを手遅れだというのならもうしょうがない。
これ以上変わることはないのだろう。なんとなくわかってる。
なんとなくわかっていても抗ってみたくて、来てしまって、
なんなのか無様に、まだ諦めきれずにいる。どこかに所属することを。
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